こんにちはyonuです。
夏に向けて、ベリーショートとまではいかなくともショートボブくらいの長さにチャレンジしてみようと思い
20年ぶりにショートカットの領域にバッサリきっちゃいました。
じつは私、脂漏性皮膚炎で頭皮がめちゃめちゃ弱いのでシャンプーにはとても気をつかいます。
しかも髪の毛の量も多いので乾かすのもたいへんでした。
今回は脂漏性皮膚炎を患っているわたしが、何度も湯シャンに失敗した経緯と
湯シャンの効果について綴ります。
湯シャンのメリットとデメリット
皮膚が弱かったり、ナチュラル思考の方ならご存じかと思います。
医師の宇津木隆一さん提唱の湯シャン、ノープーなどともいわれていますが、ネットでも賛否両論のようですね。
そこでざっくりと湯シャンのメリット、デメリットを書いてみます。
湯シャンのメリット フケやかゆみがなくなる。 地肌や、顔、背中などのシャンプー剤による肌荒れ防止。 シャンプー代の節約。 頭皮環境が良くなり抜け毛が減る。 湯シャンのデメリット 髪の毛のきしみ、からみなど。 コンディショナー剤など使用しないため、髪質を選ぶ。
ざっとこんな感じです。
明らかにメリットのほうが多いのではないでしょうか。
結論:脂漏性皮膚炎の人は湯シャンのやり方には個人差があります。
わたしは10代のころから
脂漏性皮膚炎で頭皮かさぶたやフケに悩まされていたので、シャンプージプシーを40年ほどつづけてきました。
10年以上前にシャンプーが原因ではないかと思い、調べていくなかで宇津木式に出会いました。
さっそく湯シャンを始めました。
しかし1週間くらいで挫折し、またシャンプーに戻り、また湯シャンの繰り返しでした。
脂漏性皮膚炎は簡単にいうと、常在菌のバランスがくずれ、皮脂を餌にするマラセチア菌が繁殖し炎症してしまう疾患なのです。
シャンプーを使うことで、地肌の油分がなくなりそれを補おうと皮脂がたくさん出てきます。
結果、マラセチア菌が繁殖しやすくなります。
また湯シャンにすると余分な皮脂が取り切れず、それを餌に菌が繁殖してしまいます。
要するに、皮脂は取りすぎても取らな過ぎてもだめなんだということです。
なので、それぞれの皮脂の状態により、シャンプーの仕方も違います。
何回も湯シャンの失敗をくり返すなかで
一番長続きしたやりかた
1日に2回洗ってみた
わたしの場合は、朝と晩で2回洗うと皮脂がちょうどよく、日中のべたつきもさほどきになりませんでした。
湯シャン後にドライヤーで乾かすときも1度しか洗わないときは、若干頭皮のにおいが漂い、手がすこしべたつくのが軽減されました。
友達に頭のにおいをかいでもらった時も臭くはないとの事でした。
ブラッシングはしたほうが良い。
ブラッシングは面倒ですがしたほうが良いです。余分な皮脂やからまっている抜け毛や切れ毛を
あらかじめ取っておくことで、べたつきが残りにくくなります。
できれば天然毛のブラシが良いです。
できるだけぬるま湯で洗う
はじめは皮脂が残るのが気になって、熱めのお湯で洗っていました。
それだと皮脂をとりすぎて余計に皮脂がでるので、効果が出ませんでした。
極力ぬるま湯で洗ってみることをおすすめします。
ヘアワックスをつけた時の湯シャン方法
髪を切ってはたと思ったのですが、私の髪はほぼ直毛で短くすればするほど、はね返しが強くなります。
なのでショートにした場合ワックスは必須アイテムだったのです。
いつもお世話になっている美容師さんに聞きました。
(ちなみにわたしが通っているヘアサロンは個人でやってる方で、しかも家族で湯シャンなのだそう。)
湯シャンの場合はシャンプーもしくは石鹸で髪だけ洗うのがいいそうです。
早速ワックスをつけたのであらってみました。
洗浄力があまりないシャンプーなので2度洗いで大丈夫でした。
まとめ
ポイントは、
1・皮脂は取りすぎても取らなすぎてもダメ。
2・湯シャンで失敗したら、朝晩洗ってみよう。
(できればショートヘアや朝シャンする人向け)
3・ブラッシングする。
4・なるべくぬるま湯で洗う。
結局のところ、当時、セミロングヘアだったので、2週間くらいでべたべたしてきて
ストレスになったため、挫折しました。
仕事をしながらだと(しかも接客業)周りにも不快な思いをさせてはいけないですし、
何より精神的なストレスになるのが一番つらいです。
脂漏性皮膚炎と湯シャン成功への旅は これからも続くと思います。
人それぞれ肌質も環境も 違うので、試行錯誤しながら試していくしかないですが、すこしでも参考になっていただけましたでしょうか?
今回20年ぶりにショートにしたので、(多毛の私は寝起きの爆発がすごい)
朝シャンついでに湯シャンを復活してみようかなと思ったりもしています。
成功したら地肌にも経済的にもよいことばかりですしね。